こんばんは、ひゐです。
自宅での歌やナレーション録りに欠かせないのがリフレクションフィルターですが、
皆さんは何をお使いですか?定番のSEでしょうか。
僕はKAOTICAのEYEBALLを選択しました。
KAOTICA EYEBALLを選択した理由。
- 宅録特有の反射音やノイズを軽減したかった。
- 可能な限り小さくて軽いリフレクションフィルターが欲しかった。
反射音やノイズを軽減したいというのは真っ当な理由ですが、
僕の収録環境では小さくて軽いという事が何よりも重要でした。
多くのリフレクションフィルターは大きい上に重いですよね。
そうなると設置スペース的に厳しいですし、取り付けや持ち運びにも難儀します。
しかし、EYEBALLなら片手で楽々持てますし、場所も取りません。
最高ですね。
まさに目玉。スポンジ素材の球体。
リフレクションフィルターといえば観音開きのようなタイプが有名ですが、
EYEBALLはその名の通り、目玉のような形をしています。
手触りはちょっと硬めのスポンジといった感じですね。
この小ささと軽さが最大の特徴だと思います。
前面の青い部分は取り外し可能なポップガードになっています。
ポップガードを取り外すと中は空洞になっている。
ポップガードを取り外すとこのように中が空洞になっており、
下部にマイクを通す穴が開いています。
前面の穴からマイクを入れ、下部の穴に挿し込む。
オーディオテクニカのAT4040を装着するとこのようになります。
マイクを装着する時は必ず前面の穴から入れましょう。
その後、下部の穴にゆっくりと通していきます。
いきなり、下部の穴から無理矢理ねじ込もうとするとスポンジが破損する恐れがあります…。
マイクのサイズによってはショックマウントに固定出来ない場合も…。
EYEBALLを装着する事で、マイクをショックマウントに固定出来なくなる場合もあるようです。
その場合は、EYEBALLごとショックマウントに載せて使用してくださいと説明書に書いてありました。
僕もAT4040ではそのように使用しています。
ポップガードは他のものを使っても大丈夫。
付属のポップガードの方がコンパクトに収まるし、スタイリッシュですが、
お気に入りのポップガードを使用する事も可能です。
僕は金属製のポップガードを前面の穴のすぐ前にセットして使用しています。
使ってみた感想。
- 余計な反射音やノイズが軽減した。
- 集音性が上がり、音の密度が高くなった。
- 低音側がちょっとこもるような気がする。
全体的には満足の行く結果が得られました。
反射音や生活音、宅録環境での様々なノイズが軽減したのは嬉しいですね。
集音性が上がったので、マイクプリで余計にゲインを稼ぐ必要もなくなりました。
何となく低音側がこもったような感じはありますが、さほど気にしてません。
これまで散っていた音がマイクに集まるようになったのだと考えています。
どうしてもこもりが気になる場合、
お使いのマイクにローカットスイッチがあるのなら、ONにすると良いかもしれませんね。
さいごに。
価格は27000円前後。
こんなスポンジの球体にこの価格…と、最初は思いましたが、使って納得の品でした。
小さくて軽く、確かな効果があるのでオススメですよ。
ひゐでした。さようなら。